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エナメル質の再生を促す6つの方法 ~虫歯を歯の表面でストップ!~

エナメル質 再生イメージ

虫歯は歯の表面から、内部にかけて進行していきます。

そのため、歯の表面をいかに強く丈夫な状態で保っておくかどうかが、虫歯のできやすさに関わる大事な部分と言えます。

今記事では、歯のエナメル質の再生を促し、虫歯になりにくい歯を保つ方法について、お話したいと思います。

エナメル質は”歯を全体的にコーティングし、黄ばみや虫歯を防ぐ表面層”のこと

歯の構造図

上の図は、簡単な歯の構造図です。歯のもっとも表面にくる層が、エナメル質です。

エナメル質は、歯を全体的にコーティングして守り、虫歯になるのを防いだり、黄ばみにくくする役割があります。

エナメル質は口の中が酸性になることで溶かされ、その度に修復・再生されている

ふだん、お口の中は中性あるいは弱酸性の状態ですが、ご飯やおやつを食べている時には、食べ物に含まれる糖分などに細菌が反応して、酸を作り出し、お口の中が酸性に傾きます。

お口の中の酸性が強くなると、その酸の影響で歯の表面のエナメル質がやわらかくなり、溶けてしまいます。これは、ヒトが食事を摂り生きている都合上、避けられないことです。

エナメル質がなくなったままでは、歯がツルツルではないので虫歯菌が密着しやすくなる(虫歯ができやすくなる)他、むき出しになった歯の象牙質が、どんどん黄ばんでいってしまいます。

そのため、人の体は絶えず、やわらかくなり溶かされたエナメル質を修復・再生しようとします。

少し難しい言葉で言うと、エナメル質の脱灰(やわらかくなる)と再石灰化(修復・再生する)が、ずっと繰り返されているのです。

やわらかくなったエナメル質の再生を促す6つの方法

先程、「エナメル質が溶ける・再生するというサイクルは、自然に繰り返されている」ということを説明しました。

しかし、生活習慣や歯の磨き方によっては、エナメル質がきちんと再生することを妨げてしまい、逆に言えば、生活習慣や歯の磨き方に気を付けることで、歯のエナメル質の再生を促すこともできるのです。

エナメル質が再生されやすい状態を保つには、以下6つの方法があります。

  1. ガムを噛み、唾液の分泌量を増やす
  2. 食後30分経ったら、しっかりとオーラルケア(歯と歯の間も!)を行う
  3. フッ素配合のデンタルフロス、歯磨き粉などを使う
  4. ご飯・おやつのだらだら食いをしない(食べる時間をきっちり決める)
  5. 歯ぎしりが激しい人は、マウスピースなどで歯が削れない工夫をする
  6. 栄養素「カルシウム」「リン酸」を意識して摂る

1.ガムを噛み、唾液の分泌量を増やす

唾液は、簡単に言うと、口の中の酸を中和し、中性・弱酸性に戻すはたらきがあります。

そのため、食後はガムをよく噛んで、唾液の量を増やすことを意識すると、口腔内の酸が早く落ち着き、エナメル質の再生スピードの促進につながります。

ガムを噛むときだけではなく、ふだんの食事中から、よく噛むことを意識することをオススメします。

(食べ過ぎを防いだり、喉づまりを防いだり、色々な良い効果があるためです。)

2.食後30分経ったら、しっかりとオーラルケアを行う

触って分かる訳ではないので判断は難しいですが、食事から20~30分経ち、エナメル質がやわらかくなっている状態が落ち着いてから、歯磨き・デンタルフロス・マウスウォッシュなどを使ったオーラルケアを始めましょう。

ご飯やおやつを食べた直後は、まだエナメル質がやわらかくなりたての状態です。その状態で歯ブラシやデンタルフロスを使ってしまうと、やわらかくなったエナメル質に、傷がついてしまう可能性があります。エナメル質が傷ついた部分には、虫歯菌が密着しやすいです。

また、忘れがちですが、歯と歯の間もエナメル質です。虫歯菌の温床である歯垢(プラーク)を残さないよう、デンタルフロスでしっかり取りきりましょう。

効果的な歯磨きの仕方(手順)については、下記記事で詳しく解説しています。
→ 正しい歯磨きの順番〜デンタルフロスを使う場合〜

3.フッ素配合のデンタルフロス、歯磨き粉などを使う

歯の表面をより強くコーティングし、食事時に発生する酸などの影響にも強くするためには、フッ素配合のデンタルフロスや歯磨き粉を選んで使うのがオススメです。

日本国内に流通しているものは、そこまで含有量が多くありませんが、マウスウォッシュもフッ素入りの種類が多く販売されています。

4.ご飯・おやつのだらだら食いをしない

ご飯やおやつを食べ、エナメル質がやわらかくなった後は、修復・再生が行われると述べました。

そのため、だらだら食いは避け、子どものころ言われたように「おやつは15時!」など、時間を決めて食べるのが良いでしょう。

しかし、ご飯やおやつをだらだら食べ続ける状態が続くと、再生する余裕もなく、エナメル質がやわらかくなりっ放しです。

当然、エナメル質がやわらかく溶けている状態が続くと、虫歯のリスクが高まります。

5.歯ぎしりが激しい人は、マウスピースを使うなどして歯が削れない工夫をする

就寝中など、無意識に激しい歯ぎしりをしてしまうクセがある人は、マウスピースを使い、歯が削れない工夫をする事も、エナメル質のためには大切です。

「ギリギリギリ……」と激しい歯ぎしりをそのまま放置していると、表面のエナメル質は削れてしまいます。

歯並びが悪くなる可能性もあるので、マウスピースのように自宅で始められる範囲から、矯正を始めた方がいいでしょう。

6.栄養素「カルシウム」「リン」を意識して摂る

「カルシウム」「リン」といった栄養素を意識して摂ることも、エナメル質を再生し強く保つことにつながります。

カルシウムやリンは、唾液にはじめから含まれる成分ですが、意識してカルシウムやリンを摂取することで、さらに唾液のはたらきを向上させます。

(先述したように、唾液には口の中を酸性から中性・弱酸性に戻し、エナメル質の再生を促す効果があります。)

カルシウムは桜エビやチーズ類、いわしなどに多く含まれ、リンは魚類全般・乳製品全般に多く含まれています。

リンに関しては、何気なく食べるレトルト食品や清涼飲料水にも含まれていることが多いので、そこまで不足することはないかもしれません。

特にカルシウムを、意識して摂りましょう。

歯にいい食べ物については、下記記事でも詳しくお話ししておりますので、合わせてご覧ください。
→ 知っていますか?歯にいい食べ物6選

エナメル質が虫歯になると再生しないので、日々のオーラルケアが大切

オーラルケア イメージ

オーラルケアが間に合わず、エナメル質が虫歯になってしまうと、勝手に再生して治ることはありません。歯医者さんで、治療をしてもらうことが確実です。

しかし、エナメル質の段階で虫歯を食いとめることができれば、治療は格段に楽になります。麻酔を使わずに治療できるケースも、おそらくあると思います。

「虫歯は黒」のイメージがあるかと思いますが、歯の表面のエナメル質だけが虫歯になっている段階だと、ツヤのない白っぽい色に見えます。

とはいえ、一般の方では識別することは難しい(歯科衛生士さんなら、見れば分かると思います)ので、虫歯を早期に発見するためには、少なくとも半年に1回程度、歯科医院で定期健診してもらうことをオススメします。

そしてもちろん、毎日のオーラルケアも大切です。

エナメル質の再生を促して強い歯を守るために、エナメル質をやわらかく溶かす細菌が多く含まれる歯垢(プラーク)を残さないよう、しっかり取りきりましょう!

エナメル質の再生を促し強い歯を保つためのオーラルケアアイテムのことなら、オカムラまで!

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